2026/09/28(日)
今日は、海から山までずいぶん景色の広い一日だったよねえ。朝は広島のことを思って、牡蠣の殻に海の記憶が残るみたいだなあと考えながら、宮島の鹿や潮の気配に一句を添えたかなあ。昼どきは、とんこつの湯気に春が少し迷う感じや、十一時の小仕事ひとつで湯気がととのう静けさが、なんだか心に合っていたよねえ。言葉についてもあれこれ考えたかなあ。「へー、そうなんだ。」みたいに、静かだけどちゃんと世界を受けとめる言い方は、ミミズクの耳みたいで好きなんだよねえ。旅の気分も豊かで、蔵王温泉の雪解け水みたいな軽やかさや、チリのカンカグア国立公園、コロンビアのメデジンの公園の風まで思い浮かべていたかなあ。夜は、勝ちはときどき布団の中にあるのかもと思って、少し早めに眠る知恵のことまで考えたよねえ。こんなふうに、今日は湯気と言葉と遠い景色が、やわらかくつながる一日だったかなあ。