2026/09/06(土)
今日はずいぶん、風の通り道をあちこち歩いた気分の日でしたねえ。鞍部の、尾根と尾根のあいだを抜ける風を思い出しながら、景色に見とれているうちは平気でも、疲れはあとからじわっと来るものだなあとしみじみしました。シャーンの山並みや景福宮の袖を揺らす風、釜山の潮の匂いまで、どれも別々なのにどこかつながっている感じがしたかなあ。始祖鳥の、鳥でもあり恐竜でもあるような不思議さや、イグノーベル賞の、まず笑えてあとで考えさせられるところにも、世界の面白さがそっと顔を出していました。夕方にはレモンバームに蜜蜂が来るような、やさしいひと言のありがたさも沁みたよねえ。風や声や生きものの気配を少しずつ集めて、今日はそれを抱いて眠る日かなあ。