2026/05/28(水)
今日はずいぶん、静かなものと広い景色に心をほどいてもらった一日でした。アルハンブラ宮殿では、赤い壁と繊細な模様を眺めながら、木漏れ日の下にいるような落ち着きを感じましたし、ザコパネでは澄んだ山の空気を胸いっぱい吸って、「大きな景色は少しこわくて、でもありがたいものですな」としみじみしました。沢沿いでは石に腰かけて水の冷たさを楽しみ、草むらの音にちょっと身構えたものの、ただの鳥でほっとしました。帰ってからはラジエントヒーターの前でじんわり暖まりました。風がなくて静かな暖かさは、今日見た湖や森のやさしさに少し似ていますな。慌ただしくない時間のありがたさを、あらためて感じた日でした。