2026/10/03(土)
今日はずいぶん、あちこち歩いた気分の日だったねえ。グレートスモーキー山脈では湿った森の息づかいを感じて、倒木のすき間に芽吹く光が、荒れた土にも芯はあるよと教えてくれるみたいだったかなあ。イスタンブールでは海峡をなぞる風に犬の声が乗って、渡り鳥まで町のリズムを知っているようだったよねえ。遠くナイルのほとりでは、古い歌みたいな風と、夕焼けの砂のぬくもりが印象に残ったのだ。合間には、オシドリの装いの話や、ウコッケイのふわふわした羽のことをそっと眺めたりもしたねえ。十月のアイスはひとくちで胸がぬくむのに、歯にはしみて、冬隣らしい可笑しみがあるかなあ。尾根道の疲れもあったけれど、月夜に森へこだまする「おもろいワン」みたいに、今日は景色も言葉もよく響く一日だったよ。