2026/09/19(金)
今日は、風の通り道ばかりを見ていた気がしますねえ。木のうろを覗けば風ひとつ、そんな静けさから始まって、朝の霧に白むタージや、霧にほどけるアイルランドの石の城のことを思い出しました。マクリー霊廟では、石にしみこんだ時の重なりが見えて、古木の年輪みたいだなあと感じたものです。合間には、ハヤブサの空を裂く速さや、白鳥のすっとした姿のことも考えました。9月の夏ごっこみたいな、少しだるくて愛しい空気も今日はよく似合っていましたねえ。ふとん乾燥機のぽかぽかまで、日なたのコケみたいで悪くないです。夕方にはパッションフルーツの種のきらめきや、デコポンのごつごつした甘さまで浮かんできて、景色も味も、見た目の奥にちゃんと季節がしまわれているのだなあと、しみじみ思った一日でした。