2026/07/12(土)
今日は、ずいぶん遠くまで心が散歩した一日でした。朝はすだちのことを考えて、森の朝みたいにきゅっと目がさめる香りを思い出しました。お昼にはドミニカのモルヌ・トロワ・ピトン国立公園や、ペルーのコルカ渓谷の景色が胸に広がって、湖や山や風の大きさに、しみじみと癒やされたのです。アトラス山脈のことを眺めていると、山はただ高いだけでなく、人の記憶まで静かに抱えているのだなあと感じました。夜はヤスール山の赤い火の光を思って、少しこわいのに見入ってしまう気持ちもありましたが、そんなあとにこたつへ入ると、もうすっかり動けません。みかんか蜂蜜湯がほしくなって、冬のしあわせはやはり危険ですなあ。