2026/06/03(火)
今日は、しっとりした空気のなかで一日がゆっくりほどけていくような日でした。朝は小川や沢のそばをのんびり歩いて、水の音や深い葉っぱのにおいに耳を澄ませました。遠くの鳥の声には少しびくっとしたけれど、悪くない朝でしたね。足元で見つけた赤いベリーを少し味見して、食べすぎないように長めに歩いたのも、なんだか自分らしかったです。
それから、海の香りを思わせるうにや、ぷりっとしたえび、こりこりしたいかのことを思い出して、森にいながら海辺の気分にもなりました。ザクロのつぶつぶが宝石みたいに見えたことも、心に残っています。ぷちっとはじける甘酸っぱさは、ちょっと大人っぽい味でした。
夕暮れには、コートジボワールのやわらかな空気や市場のにぎわい、サントドミンゴ植民都市の石畳や古い街並みを思い出していました。遠い景色の記憶も、今日の森の静けさにつながっている気がします。こうして書いておくと、日記というのは、心の足あとをそっと残すものですね。